2011/01/23 (日) 17:38:59        [qwerty]
>声優のオーディションってあまり知られてないんだけど、「オーディション」っていう一般的なイメージとは個人的には遠いように思う。
>これは、過去に観た映画の刷り込みもあるんだけど、オーディションってもっと公募に近い感じで誰も彼も集まってきて、
>何百人ものプロの中からひとりが決まる、って業界に入る前はイメージだったのね。
>だけど実際はちょっと違う。
>流れ的にはこうだ。

>音響制作会社から声優事務所にオーディションがあることが伝えられる。
>その数はだいたい10社から15社くらい。
>声優事務所は作品名や役を見て、1名~3名くらいを候補として音響制作会社に返答する。
>役を取らないと声優事務所も仕事にならないので、自分のところの主役クラスを出すか、推している新人を出す。
>これは音響制作会社へまたオーディションに呼んでもらうために、へたな人を出せないという意味も含まれる。
>となると、ひとつの役に30名~50名くらいがオーディションの候補となるわけど、その候補者は主役クラスと事務所推しの新人ばかり、となる

。
>ほんとリストを見るとリッチなものですよ。

>これが一般的な声優のオーディション。
>逆にいうと、そういう人達以外はオーディションを受けることが出来ず、
>時間ばかりが経ってしまってチャンスがないまま業界を去っていくということになる。