ある時、研究室間近の談話スペースで学生たちが雑談しているのを聞いて、 正直、呆れたことがありました。 修士から東京大学に入ったある学生が、何か求人票など見ながらなのでしょうか、 真顔でこんなことを言っていたのです。 「僕は学部はX大学Y学部だったから初任給は○○万円くらいだったけど、 東大修士になるからP社とかQ社とかで、初任給××万円くらいは鉄板でしょ」 「30歳で年収1000万はカタイな、ハハハ」 ちなみに当時、僕は35歳くらいでしたが、東大助教授の給料は到底1000万円には届きません。 こいつは一体、何を言っておるのだろう、と正直たいへんに驚きました。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100930/216447/