日経平均1万円割れ、阪神・淡路大震災時には5日間で8%下落 14日の日経平均株価は大幅安スタート。下げ幅は一時600円近くに達した。 昨年12月1日以来の1万円割れとなっている。 11日に発生した東日本巨大地震を受けてのものだが、今後の下値を探るうえで、 95年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災時の下落率を参考にする向きがある。 阪神・淡路大震災は95年1月17日早朝に発生。日経平均は地震発生後 17日から23日まで5日続落。 終値ベースでの下落率は約8%(13日終値1万9331円~23日終値1万7785円から算出)となった。 この下落率を現時点での日経平均に当てはめてみると、11日の日経平均終値 1万254円の8%安から9434円が算出される。