2005/04/03 (日) 16:41:14        [qwerty]
【コンクラーベ】 
紀元前100年頃、中国の端にある半島の統治権についての会談が催された。 
会談したのは当時の中国朝廷から派遣された大使・昆凝度(こん・こるど)と 
同じく日本朝廷から派遣された大臣・倶楽部愛(くらべの・いとし)。 
この会談での2人のやり取りは熾烈を極め、飲まず食わずで12晩13日に及んだという。 
結果、両国とも自国の領土にするに値しない、と判断し会談は終了、 
当該半島はその後2000年近く強国の庇護を求めて彷徨うこととなる。 
両国はこの会談と成果をたたえ、激論を交わすさま、どちらも一歩も譲らぬさまを 
2人の名前を合わせて「昆・倶楽部」(こんくらべ)と表現するようになった。 
ローマ法王の選挙制度が「コンクラーベ」といわれるのは、 
このエピソードがシルクロードを経由してヨーロッパへ伝わり、 
その行いに敬意を表した当時の教会組織が制度に命名したとされる。 

現代では人名である昆凝度が超音速機コンコルド、 
倶楽部愛が日本の新宿にあるホストクラブ・愛を連想させることから、 
コンコルドが飛行時に機種を上げるさま、ホストといえば男根、 
双方の意味をかけて根比べがコンクラーベに転化したと信じられているが、 
もちろん俗説以外の何者でもない。 

民明書房刊『世界・キッカイ・超理解 第26巻・選挙制度』 エレクト・ボッキンガム著