さて、審査員特別賞ですが、非常に迷いました。 ギャグ重視のまさに『ライトノベル』な「ここめが生き肝を食べた。」か、 それとも自分が所属するKey作品のカラーに近い、心に残る『ジュブナイ ル小説』の「こうして、彼は屋上を燃やすことにした」か。 自分の好みは後者ですが、今回は敢えて、前者の「ここめが生き肝を食べた。」 に贈らせて頂きます。ここまでキャラクターとギャグが書ける作家さんはな かなか居ないからです。後は一過性の作品ではなく「こうして、彼は屋上を 燃やすことにした」のような『心に残る作品』も書けるようになれば鬼に金 棒。一生物書きで食べていけます。是非そうなるよう、頑張って欲しいです。 最後になりますが、今回このような素晴らしい機会をご提供下さったガガガ 文庫編集部の皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。 麻枝 准 http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/grandprix/05.html なんで作家でもない編集者でもないこいつが審査員なの?(;´Д`)