チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について、国際原子力機関(IAEA)は 「最大9千人」としているが、ばかげている。私の調査では100万人近くになり、放射能の影響は7世代に及ぶ。 セシウムやプルトニウムなどは年に1-3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、 大気に再び放出する。例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから 昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。そういう事実を知るべきだ。 日本政府は、国民に対し放射能被害を過小評価している。「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。 直ちにではないが、影響はあるということだからだ。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/233873