義援金の配分額は、寄せられた金額と被災者の規模によって変わる。阪神 大震災では約1793億円の義援金が集まったが、被災世帯が多かったた め、1世帯当たりの平均は約40万円の配分にとどまった。これに対し、 16年の新潟県中越地震は約216万円、2年の雲仙・普賢岳(長崎)の 噴火災害では約3219万円が渡されている。