http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110402-00000007-mai-soci 男性は3月中旬、上司から福島出張を打診され、「行きます」と応じた。 その夜、本社に集合。幹部から「とりあえず行け。何とかしてこい」と言われ、 着の身着のまま他の20~40代の作業員数人とワンボックスカーに乗った。 「家族には心配をかけるだけだから福島行きは報告できなかった」。 一方、友人には「2週間たって帰ってこなかったら両親に連絡してくれ」と頼み、出発した。 「ガスマスクの『シュー、シュー』『パコパコ』という音が響き、 白装束の自分たちが作業している。全く現実感のない世界だった」と振り返る。