アラームが鳴っても作業を続けた(2人の)気持ちもよく分かる。 『他にやる人間がいないんだから、とにかくやらないといけない。 やるまで帰れない』という焦りは現場では強い」と語る。 敷地内では水素爆発の影響なのか車が建屋の外壁に刺さり、あち こちに津波で運ばれた大きな魚やサメが転がり、それを狙った鳥 が上空を旋回していた。「ガスマスクの『シュー、シュー』『パ コパコ』という音が響き、白装束の自分たちが作業している。全 く現実感のない世界だった」と振り返る。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110402-00000007-mai-soci