2011/04/09 (土) 15:44:50        [qwerty]
グルジアと隣国のアルメニアで3月28日、ほぼ全域でインターネットにアクセスできなくなる障害が発生したが、 
この原因だとされるグルジアの75歳の女性が起訴された。 

グルジア内務省によると、ハヤスタン・シャカリアン(Hayastan Shakarian)被告(75)は、 
鉄くずを探している際に、グルジアとアルメニアを横断するインターネットの光ファイバーケーブルを切断した。 
その結果、両国のネット回線の大部分が、12時間近くにわたってアクセス不能となった。 

シャカリアン被告は首都トビリシ(Tbilisi)から15キロ離れた貧しいアルマジ(Armazi)村に暮らしている。 
8日、AFPの取材に応じたシャカリアン被告は、涙ながらに無罪を主張し、 
「インターネット」などというものを聞いたこともないと訴えた。 

「わたしはケーブルを切断していません。この体でそんなこと無理よ」と、 
シャカリアン被告は涙をこぼしながら主張した。 
「そもそもインターネットがなんなのか、まるでわからない」 

シャカリアン被告の息子、セルゴさんも母の無実を主張した。 
「母は無実です。いつも泣いていて、恐れおののいています」 

一方、グルジア内務省によると、シャカリアン被告はすでに光ファイバーケーブルを切断したことを自供しているという。 
シャカリアン被告は器物損壊罪で起訴されており、有罪となれば最高で禁錮3年が言い渡される。