秋元康「金持ちは働かなくてもカネが入る」 労働には、2種類あるんです 「一度しかおカネが入らない労働」と 「何度でもおカネが入る労働」です たとえば、ものすごい腕を持った家具職人がいるとします 彼が、誰にも真似できない技術でタンスを一棹作りました でも、そのタンスが売れても、入ってくるのは、一棹分のおカネだけです 一方、僕が一曲作詞をすれば、CDが売れるたび、テレビに出るたび、ライブをやるたび、 何度でも、何年でもおカネが入ってきます 「バレンタイン・キッス」という曲は、僕が25年前に30分ほどで書いた曲ですが その印税が今でも入ってきます 30分の労働で、一生カネが入ってくるんですね 世界には大富豪と呼ばれる人がいますが、そういう人たちは大抵 「働かなくてもカネが入ってくる仕組み」を持ってるんですよ 同じ労働でも、タンスを作るのと、音楽を作るのとでは 全然違う収入になるんですね