「…あ、あたし…負けちゃっ…た…」 「なぎさ!もういいの!もう喋らないで!」 「ごめん、ほのか…ごめんね…」 「やめて!謝らないで!そんなの私聞きたくない!!」 「ほのか…私ね…」 「だめ…やめて、なぎさ…お願い、死なないで…」 「ずっと、ほのかの…こ…と…」 握っていたなぎさの手から力が抜ける 「なぎさ…?なぎさ!起きなさい!!なぎさ!!!」 なぎさの体を必死に揺するほのか 「こんな…こんな事…」 微笑みながら二人に歩み寄るひかり 「あらぁ?美墨先輩どうしちゃったんですかぁ?」 「…ひかり」 「はい?」 ほのかの目から光消失 「ちょっと前から私はあんたを殺すためだけに生きることになったわ。覚悟はできてるでしょうね?」 「そうですか、頑張ってくださいねぇ。あー怖い怖い」