ジョンソン・エンド・ジョンソン(東京都千代田区)が社内の社員を対象に行った調査によると、 紫外線の影響で白目の一部が黄色く濁って盛り上がる「瞼裂斑(けんれつはん)」の 症状を持つ社員が約6割に上った。瞼裂斑は目の充血やドライアイの原因になり、白内障のリスクが高まるとされる。 眼鏡やコンタクトレンズの使用状況で見ると、眼鏡を常用している人の有病率は38.6%、 使用していない人は74.5%だった。また、UVカットコンタクトレンズを使用している人は、 使っていない人に比べ、発症位置が黒目から遠くなる傾向があるなど予防効果が見られた。