かくも禍々しき暴虐の中 いかなる苦難に見舞われようと 勇者は退くことを知らず、ただ誓いを果たすのみ なればと彼らに問いし者あり 汝らが忠勇を誰に捧げしか? 汝らが武運尽きしとき それを継ぐ者は何処にありしか? 彼らは答えて曰く いとはかなき者あらば我らはそれを愛で いと哀しき者あらば我らはそれを包む 安んじよ、安んじよ 我らは倒れて後も已まず 打ちてし後もまた同じ たとえ骸はさらすとも 我らが魂魄の失せることはなし 我ら斃れども挫けず 我ら斃れども挫けず 挫けざれば失せることはなし