2011/07/01 (金) 23:49:33        [qwerty]
復興構想会議が6月の25日にまとめた「提言」を読んだ。…
 
「前文」は、こんなふうにはじまる。

《破壊は前ぶれもなくやってきた。
平成23年(2011年)3月11日午後2時46分のこと。
大地はゆれ、海はうねり、人々は逃げまどった。地震と津波との二段階にわたる波状攻撃の前に、この国の形状と景観は大きくゆがんだ。
そして続けて第三の崩落がこの国を襲う。
言うまでもない、原発事故だ。
一瞬の恐怖が去った後に、収束の機をもたぬ恐怖が訪れる。
かつてない事態の発生だ。かくてこの国の「戦後」をずっと支えていた“何か”が、音をたてて崩れ落ちた》

これを読んで「あちゃー」と思わない読み手は、ちょっとおかしい。何かが崩れ落ちていると思う。