2005/04/04 (月) 15:45:46        [qwerty]
人間は一茎の葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。
だが、それは考える葦である。彼を押し潰すために、宇宙全体が武装するには及ばない。
蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに充分である。
だが、たとい宇宙が彼を押し潰しても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。
何故なら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。
宇宙は何も知らない。