2005/10/07 (金) 20:42:33        [qwerty]
E.展示室2
この部屋にも鍵がかかっています。
ここにも様々な標本がありますが、展示室1と違うのはその多くが生きている
または生きていた形跡があるということです。
ガラスに切断面を密着させ、下半身だけの犬は、近くの機械のスイッチを入れると尻尾を振ります。
明らかに猫の身体は入らない小さな箱から首だけをつきだしている猫は、
箱のスイッチを入れると目を開き、ものうげに鳴きます。
壁に固定されているのは浮浪者だったらしい男で、内蔵は透明ケースの中で、
どうやら胃袋に直接栄養を与えることができるようになっているようです。
男の顔の前には式台のようなものがあり、そこに禁制品のポルノ本が開いて置いてあります。
男の性器には計りがつけられて、先端からはパイプがのびて奇妙な機械を通して
部屋の隅排水溝らしき穴に繋がっています。肛門からも管が伸びて同じ排水溝に繋がっています。
男はうつろな目でよだれをたらしています。
※彼は浮浪者のニックです。 
首と手足のない女もいます。
彼女の身体にも栄養を直接与えるためらしい管がつけられています。
子宮だけが体外に取り出され、ガラス製の容器に入っています。
子宮の中には得体の知れない生物が丸まっており、時たま触手をうごめかせています。
※彼女は2ヶ月前に行方不明になった娼婦のブレンダです。 
他にも同じように生かされていたらしい動物の死体がいくつもありますが、どれも腐ってはいません。
部屋の半分は手術室になっており、簡素なベッドと、様々な禍々しい機器が置かれています。
ほとんどはこの世界の普通の道具を改造したらしい意味不明の機械です。
ジェイムズが改造されておれば、ここにはまだ乾いていない血だまりが出来、
床にしかれたシートの上を排水溝に向かって少しずつ流れています。 
この光景を目撃した探索者はSANを(1/1D8)失います。 
もしジェイムズが改造されていたら、彼の脳味噌も妙なガラスのケースの中に陳列されています。
彼の脳味噌はまだ生きており、しかも会話装置と聴覚装置も取り付けられているので、
それぞれのスイッチを入れれば会話することも可能です。
その声は機械的で無機質ですが、そのしゃべり方は確かにジェイムズのものです。
ショックのためか一時的に正気を取り戻している彼は、感覚が無いことをうったえ、
暗闇に押しつぶされそうだと言い、最終的には殺してくれと懇願します。
彼と会話すると、SANを(0/1D3)失います。