ご多分にもれず、ニュージーランドでも日本の観光客が減っていて、その代わりに韓国からの観光客が増えているそうだ。 ちょうどわれわれが到着したすぐ後に、大韓航空の便が到着した。団体客が多いようですね。ゴルフバックを抱えている人も居る。 つまり「景気が悪い通貨高の国」よりも、「景気のいい通貨安の国」の方が、海外旅行には行きやすいらしい。 まあ、そんなもんでしょうね(後記:昨年はとうとう年間渡航者が10万人を割ったとのこと。昔は16万人くらいだったのに・・・)。 また、中国向けの貨物が一気に増えて、チャイナマネーが当地にどんどん降り注いでいる。 だからこそ、設備投資がいくらでも続く。現地の木材業者さんの話を聞くと、昨今は中国向けが約半分、 インド向けの商談も急増しており、毎月のようにインドに出向くから、ついでに中東をも窺う勢いであると。 日本向けの輸出量は韓国にも抜かれ、今では大変にプレゼンスが低下している。 こういう点は、日本にいると見えてこない現実である。