物価高でひどい目にあっているとこぼすニューヨーカーたちは少なくとも1品目についてだけは、 米国一高い値段を払わせられずに済んでいる。 それは「すし」だ。これだけはニューヨークではなくロサンゼルスが米国一高い。 「すしノミクス生活費指数」が示している。ブルームバーグ・ランキングスがまとめるこの指数は 全米の27都市でピリ辛まぐろ(まぐろにチリパウダーを混ぜた巻きずし)と カリフォルニアロール(アボカドとカニカマの巻きずし)の値段を比較して算出した。 カリフォルニア州ウエストハリウッドの「甚八」の店主はこれに首をかしげた。 同店のピリ辛まぐろは6個で8ドル(約600円)だという。