2005/04/04 (月) 23:18:36        [qwerty]
高校を卒業して某ジャスダック上場の製造業に就職
配属されたのは金型課
見渡す限りにフライス盤やらボール盤が鎮座し、10秒でこりゃダメだ(;´Д`)って思った
朝は6時に家を出て、8時開始のラジオ体操のあとに待っているのは工作機械のハンドル
まさにそこは通い刑務所だった
実務教育出版の公務員試験の通信教育を開始
社会学のページには、「労働者は歯車として搾取され続ける」って記述が
俺の事じゃん(;´Д`)って思った
いくら勉強しても合格せず、2年3年と月日は流れていく
朝6時に通い刑務所に向かい、家に帰って9時から風呂にもロクに入らずに朝の2時まで勉強し続けた幾年月

4年目になって俺のテキストは東京アカデミーのそれに変わっていた
奇跡が起こった
郵政外務と県運転技能士採用試験の1次試験合格
だが、運命の女神は俺に愛想を尽かした
圧迫面接の末、2次試験の結果、届いた通知には、「今後も貴方様の御活躍を御記念申し上げます」の文字が

郵政外務と県運転技能士2次試験不合格の年、俺はその通い刑務所を去った
かつての仲間に、根性無しと後ろ指指されながら・・・
家に篭って勉強した
近所の連中は俺を引き篭もり扱いしてた、親も厄介者のような目で俺を見ていた
退職から1年経った秋、俺の元には、郵政外務、市職員初級行政職の1次試験合格通知が到着した
俺は面接でキチガイのように自分をアピールしまくった
女にさえ、こんな事したことない程、自分を取り繕ってうそを固めて好青年を演じた
奴らはそんな俺の芝居にマンマと騙された
高校卒業5年後にして掴んだ合格だった
その年の春、市役所で日本国憲法を遵守し、身を捧げる宣誓を行ったヽ(´ー`)ノ俺は合格したよ!!!