>  2011/08/30 (火) 13:14:33        [qwerty]
> 「泣いているのかい、おめえ、よ」
> 鳳助の声に文成は応えなかった。
> 文成は無明の闇をみていた。

鳳助の指が文成の頬に触れた。
鳳助に振り向いた文成の眼は、静かな光を湛えていた。

「抱いてくれねえか」

文成の口から紡がれた言葉だった。

参考:2011/08/30(火)13時06分59秒