2011/09/06 (火) 17:50:19 ◆ ▼ ◇ [qwerty]野田内閣の人気がとっても高い。その大きな原動力は「どじょう内閣」であったりするのだが、
その出典が「相田みつを」であるというのはちょっと政治家として寂しいのではないか。
相田みつをが悪いとは言わん。ただし、あの人生訓は「ちょっと底が浅いよなあ・・・」と思いつつ
読み取るものであって、あれを大真面目に受け取って人生の指針にしている人は、
あまりお近づきにはなりたくないと思う。野田佳彦氏本人がどちらかは知らんけど。
○民主党の若手には幕末好きが多い。「自民党政権は江戸幕府で、自分たちは明治維新をやろうとしている」
みたいなことを言う人も居る。それは結構なことなのだが、彼らの知識が司馬遼太郎の著作から
ほとんど外に出ていないように見えるのは、いささか不安を感じるものである。30代までは
それもご愛嬌だけれども、40歳過ぎてそれをやっているとちょっと恥ずかしいのではないか。
○相田みつをも司馬遼太郎も、貴重な知的財産を残してくれたことにおいてはこの国の宝のようなものである。
が、それらを得々と語るような政治家は、あんまりレベルは高くないと思う。
その辺のことに野田氏が気づいてないとしたら、「どじょうバブル」の崩壊は遠くないのではないだろうか。