2011/09/07 (水) 04:48:05        [qwerty]
2011年6月から7月にかけて、インターネットバンキングでの不正利用事件が発
生しています。警察に約10の金融機関から被害相談や届出が出されていると報
道されるなど、事態の深刻さを受け、IPAでも8月に緊急対策情報※1として注
意喚起を行いました。
 この不正利用事件は、「SpyEye(スパイアイ)」というウイルスの感染被害
で起こった可能性が考えられます。それは、SpyEyeウイルスに、日本の銀行を
不正利用する機能が含まれていたためです。  IPAでは、SpyEyeの一種
(v1.3.45)を入手し、解析を実施中です。今のところ全ての解析を終えてい
ませんが、ここでは、現時点で判明している解析結果を基に、SpyEyeとはどの
ようなウイルスで、感染するとどのような動作をするのかを示すとともに、被
害に遭わないための対策を紹介します。