この映画の主人公ボブ・リー・スワガーを演じるマーク・ウォールバーグの生い立ち マサチューセッツ州ボストンの貧しい家庭で、9人兄弟の末っ子として生まれる。 スウェーデン、アイルランド、イングランド、フランス系カナダ人の血を引く。 高校中退後、様々な職につくが身に付かず、ドラッグや暴力沙汰にあけくれた。 15歳の時には、遠足中の黒人児童たちに投石して負傷させ、人種差別的な言葉を叫んだことがある。 16歳の時には、コカインとアルコールで酩酊した状態でヴェトナム人男性を襲撃し、 人種差別的な言葉で罵りながら木の棒で殴りつけて昏倒・失明させた。 このためウォールバーグは殺人未遂の容疑で起訴され、暴行の罪を認めてボストンの感化院に収容されたが、 わずか45日後に出所している。このほか、21歳の時には近所の住人に言いがかりをつけて暴力を振るい、 顎の骨を砕く重傷を負わせたこともある[4]。当時ボストン警察の世話になった回数は25回におよぶという。