福島第1原発周辺にあったひとつのがれきが、毎時10ミリシーベルト以上の放射線量を放出していた。 5分間で一般人の年間許容量を突破する。無人の重機は使えない場所。待機所で沈黙を破ったのは若手の男性作業員だった。 「俺、1週間で切り上げるんで行きます」 現場では敬意を込めて彼らのことを「特攻隊」と呼ぶ。30年以上原発関連の仕事に携わり、 いまも福島第1原発で汗を流すベテラン作業員は「彼みたいな若者はたくさんいるよ」と明かす。 原発事故を受け、政府は作業員の被曝(ひばく)線量の基準を年間250ミリシーベルトに引き上げたが、 多くの会社では年間50ミリシーベルトが被曝線量の基準。若手作業員は滞在を短くすることで、 被曝線量をクリアすることに決め、無事にがれきを撤去した。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110920/dst11092008420002-n1.htm