陸上自衛隊高等工科学校(市野保己校長)の創立56周年記念行事が24日、横須賀市御幸浜の同校で開かれ、 最後の少年自衛官となった3年生らがパレードした。 中学校卒業者を自衛官として教育する「自衛隊生徒制度」は、1955年に発足。 2010年に制度が変更され、同年から入校した生徒の身分は特別職国家公務員ではあるものの、自衛官ではなくなった。 式典で、校長の市野陸将補は「自衛官の身分を持つ3学年の姿を見るのは、今年度が最後。有終の美を飾るべく行動してほしい」と式辞を述べた。