堀江由衣と浅野真澄がアメリカ旅行に出かけ、ラスベガスのカジノに行った。 その日のほっちゃんにはツキが無く、手持ちは残り僅かとなってしまった。 「浅野さん、どうしよう?」と困った顔になるほっちゃんに、ますみんは 「そういうときはあんまり考えずに、ルーレットで自分に関係ある数字とかに 賭けたらいいんじゃない? 誕生日とか、年とか、何でも良いからさ」とアドバイスした。 少し後。ますみんがスロットの手を止めて一休みしていると、ルーレットの台の方から なにやらほっちゃんらしき悲鳴が聞こえた。 まさか当たったのかと思ってますみんが向かうと、ほっちゃんが気を失って倒れていた。 何があったのか周囲の人に尋ねると、ある客が言った。 「その女性は残り全部を17に賭けたんだ。そしたら35が来て…。 途端に、彼女は悲鳴を上げて倒れたんだよ」