アメリカ精神医学会が作った診断・統計マニュアルでは、自分の身体を他人に見せて性的満 足を得る行為が六か月続いたなら、露出症患者と診断してもよろしい、とされています。また、 『心理臨床大事典』によれば、患者の多くは露出行為以外では普通の社会生活ができていて、「良 い人だが、いくらか内気だ」と評価されていることが多いそうです。ただし、『ラルース臨床心理 学事典』には、露出症は治療にほとんどのせられないもの、と書いてあります。要するに、治し ようがないってこと?,