惨殺剣・薔薇薔薇（ローズトゥワイス） 


普段は薔薇を象られた鍔を持つ日本刀のような概観だが、 
契約者の血を吸う事で、刃が艶やかな赤紫色に鈍く光り、本来の力を発揮する 
意思のようなもの（ヴァイオレット・レディー）を持つ刀で一度血を喰らうと最期、 
使用者の意思とは無関係に攻撃対象をバラバラに切り刻む。 
契約者が泣こうが叫ぼうが止まらない、止められない 
使用中に契約者が死亡することがあっても刀は動き続け、攻撃対象をバラバラにするまで 
その屍を動かし続けることが、名前の由来である。 
使用回数に限度があり、一定量の血液を刀に与えると、刀が使用者を乗っ取る事が可能となる 
またこの刀の意思（バイオレット・レディー）は幼女のような口調で使用者に語りかけ 
使用者に代弁させることで自らの意思を伝える 
また、実際に人間形になることもでき、その時の外見は、和服を着た少女のような姿 

かの有名な「切り裂きジャック」もこの刀の所有者の一人だったという。 
薔薇薔薇は世界の歴史にたびたび登場するも、全ての記録は闇に飲み込まれている。 

現在の使用者はルシアン・Ｅ・黒羽である 
彼は、巧みな話術を用いて薔薇薔薇の意思（バイオレット・レディー）と上手く付き合っており、力に飲まれずに 
薔薇薔薇の意思（バイオレット・レディー）と上手く付き合っている,