各県警によると、横浜市港北区の70歳代の女性宅に長男を名乗る男から「4000万円の小切手の 入ったバッグを都バスに置き忘れた。部長が半分立て替えてくれるから2000万円貸してほしい」と電話があった。 女性は定期預金を解約し、自宅を訪ねてきた長男の同僚を名乗る男に現金2000万円を渡した。 同区の60歳代の女性も似た電話を受け、自宅を訪れた男に現金100万円を渡した。 さいたま市浦和区では男性(86)が孫を装う男から電話で「会社の2000万円の小切手をバスに忘れた」と言われ、 自宅に来た孫の代理人という男に2000万円を渡した。新座市では「バスに手形を忘れた」との電話で男性(78)が被害に遭っていた。