米オハイオ州トリードで15日、白人至上主義者のデモ行進を許可した市当局に一部の 住民が反発、商店を襲ったり、民家に放火したりする騒ぎに発展した。 群衆の数は若者を中心に一時600人に達したが、警官150人が催涙ガスなどを使って 約4時間後に鎮圧し、少なくとも65人を逮捕した。この騒動で警官数人が負傷した。 市当局は午後8時以降の外出禁止令を出した。 デモを計画していたのは「米国ナチ党」を名乗るグループで、 「黒人の暴力集団が白人の住民に嫌がらせをしている」などと主張していた」