海外で取得した運転免許証を日本の免許証に書き換える場合はどうか。 翻訳書の添付や書類審査、学科、実技などを受ける必要があり、一定のハードルはある。 だが、海外での免許取得が日本に比べて簡単で、取得費用も格安なため、渡航先で取得する人は少なくない。 米国では、最低限の学科試験と車庫入れ、縦列駐車などができればOKで、 州によっては2000~3000円程度しかかからない。東南アジアやアフリカでは写真と住民票、 手数料を用意し、係員の「運転できますか?」の質問に「YES」と答えればいい国もある。 ただ、外川氏は「当該国の免許取得条件が極端に緩かったり、取得経緯が不審な場合は『なぜその国で取得したのか』と 突っ込んだ質問を受け、長期の審査の末に認められない可能性もあります」と指摘。安いからといって安易に取ると痛い目に遭うという。