15日の第3戦。4点リードの九回に登板、31年ぶりVまでアウト3つ 取ればよかったが、守りきれなかった。結局、チームは延長サヨナラ負け。 それを境に流れが変わったのは、明らかだった。 負けた夜、娘の美憂ちゃん(6つ)と電話で話すと、いきなり「パパのばか」 といわれた。「あの言葉で気持ちを切り替えられた。変に頑張ってといわれる よりも、いい言葉でした」。チームだけじゃない。この日の投球は最愛の長女 にも、最高のお返しとなった。