>  2012/01/11 (水) 09:49:20        [qwerty]
> 昨日のAnaothrとパパ聞き思いっきり見逃した(;´Д`)泣きたい
> なんかどちらも出来良さそうみたいだが

慌てて鳴を捜す恒一。
彼の前に現れたのは、つるはしを構えた鳴と焼け落ちた柱に挟まれた人影だった。
人影こそが甦った死者だと考えた恒一は正体を確認し愕然とする。

その正体は副担任の三神だった。
つまり、恒一の叔母・三神玲子その人だったのである。

亡き母と重ね合わせて玲子を見ていた恒一に苦渋の決断の時が迫る。
鳴が事前に正体を知りながら伏せていた理由を知った恒一は、これ以上の惨劇の拡大を防ぐ為に鳴から借りたつるはしを振り下ろす……。

数日後、多大な被害を出した事件も終わりを告げていた。
級友誰もが玲子の事を覚えていない状態に玲子こそが甦った死者であるとの認識をはっきりさせた恒一。
だが、既に死亡していたとはいえ叔母をその手で殺害した罪の意識が拭い去られることはない。
いずれは級友たちのように忘れるとしても……。

そんな恒一を、鳴は彼女なりに精一杯の優しさで支えるのだった

参考:2012/01/11(水)09時44分52秒