高虎の発想は、城を攻める側は当然方形の縄張を予想して攻めてくる。 しかし実際は五角形だから、一辺が空角になる。つまり、城を攻める側にとって、 完全に死角になってしまい、攻撃は手薄になる。いわば、この一辺の空角は、 敵の攻撃を避けられるとともに、敵を攻撃する出撃口ともなり得る。そればかりではない。 この秘かな空角は、物資搬入口ともなり、城から落ちのびる場合の抜け道ともなる。 これは守城の作戦上、効果は絶大なものといえるだろう。 当時の築城術でこのようなからくりを用いた城は他にはなかった。 やばい(;´Д`)宇和島城かっこ良過ぎる