2012/01/14 (土) 07:29:38        [qwerty]
豪華なアニメである。何と言っても製作委員会に、キングレコード、アニプレックス、ドワンゴ、ブシロードが雁首を揃えているのである
(残る金羊社とメモリーテックは、CDやDVDを作っているらしい)。
まさにビッグビジネス。内容も、ひたすら売れ筋な要素をひたすら詰め込んでいる。
そして、そこで考えるのを止めてしまったかのような第1話だった。

体感的には、30分間、怒涛の展開という風な印象も受けるのだけど、実は、お話としてはほとんど進んでいない。それが盛り沢山に感じられるのは、
単に個々のエピソードがきちんとつながっていないからだ。
例えば、Aパートで主要人物と思われたキャラクターがヒロインをかばって命を落すのだが、続くシーンでヒロインはあっけらかんと学園生活を送っている。
感情の流れが分断されていれば、それは別物が雑然と並んでいるようにしか見えないよなあ。
一つのシーンに限っても、「生きるのを諦めるな!」と説教したキャラクターがそのまま特攻したり、やっていることがバラバラ。

世界観もよくわからない。ノイズなる敵が日をおかず襲いかかってきて、通常兵器も通用しないという状況下で、人々はなぜああも呑気に暮らしていけるのか。
ここでも日常パートと戦闘パートが分断されている。Aパートのスタジアムライヴでの大殺戮は、どう考えても戦犯は、実験目的で一般客を動員し、防衛システムの維持に失敗し、
あげくコンサートの演出でドームの天井を開いてノイズの侵入を容易くした主催者(軍? 政府?)だと思うのだけど、誰も何も責任を取らないし追求しない。

同じ事を何度もくり返す工夫のなさも、サーヴィス過剰なわりに空虚さばかりがつのる原因だろう。
謎の敵は3回襲来する。挿入歌はエンディングも合わせて5、6曲唄う。冒頭で悠木碧が死に、Aパートで高山みなみが死ぬ。
インパクト重視の構成は、ここ何年かの流行ではあるけれど、ドンデン返しをやりたいのであれば、まずはひっくり返す土台をきちんと固めておかなければ、何の効果もない。

http://d.hatena.ne.jp/zeroes/20120109/p3

たまとわはシンフォギアには辛口だな(;´Д`)