○ それまでの「王立」や「トップ」と比較して、「ナディア」は製作体制が大きく変わった転機となった作品だった。 なにしろ全39話というのは長大だ。「王立」や「トップ」では作画や編集や撮影までも自分達でやれたが、 規模が大きなテレビ作品では下請けを使わざるを得なかった。 ○ それ以外に、日本韓国間で交わされていた文化振興条約というか、国家間の取り決めのようなものもあった。 明確な証拠は提示できないのだが、どうも当時の日本政府の韓国に対する文化支援の一つとして 「アニメの作り方を教える」というものがあり、NHKが製作するアニメの作画や撮影の○○%について韓国の世映動画に発注するという契約だった。 ○ NHKとタックのプロデューサーに確認すると「これ国会で決まったことだから」などと言われた。バカボンか!