>  2012/01/22 (日) 01:05:11        [qwerty]
> > そう。ピンチョンは全時代の全ジャンル、全知識を網羅してるのが魅力
> > それはこのインターネットやWikipediaの時代でも未だに誰も達成できていない部分だと思う
> > でも訳によっては(最近の奴は)たまに注釈なしのがあってアレはきつい
> > 注を読んだりして何が書かれているかを初めて理解できるのも無力なんだけどね
> > 登場人物はメモって当然。WIZのマッピングレベルの当然だよね…。
> > 「ピンチョンの動物園」ってピンチョン解説本があるのは知ってるかな?
> > その中の一説「トマス・ピンチョンを語ることはむずかしい。けれども、語らずにはいられない――。」というのがまさにその通り
> > 潜った迷宮については誰しもが感慨を得るものなのだ
> 解説ないと分からないのと全部を網羅しているのって
> 道端に落ちてるウンコとか空に浮かんでる雲とかが
> 煎餅みたいとかくじらみたいとかカマボコみたいとか何にでも見えるとか言ってるだけちゃうの

そこに一定の意味を見出してるのはわからなくてもわかるんだよ
そういう経験ないかな(;´Д`)俺にとってはちょうど話に出た押井映画でいうとイノセンスがそれにあたる
一回目見た時、厨房の俺は意味がわからなかった。攻殻自体もそれほど理解してなかったのもあるけど
話の流れ自体は単純な話なのになんでヘリコプターで輸送されながらぶつぶつ聖書を暗唱するのか。その後のしつこい館の流れは必要だったのか
普通にドンパチを作れば、せめて1くらいのカタルシスを持ってくれば面白かったろうになぜ
今となってはむしろ解りやすい部類になると思うけどあの頃は本当にわからなかった

まあそれはともかく
空に浮かんでる雲の例えはすごくウマイと思う。結構衝撃を受けた

参考:2012/01/22(日)00時58分30秒