> 2012/01/22 (日) 01:53:00 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > 俺がオススメしたいのは「ホワイトティース」
> > ピンチョンじゃなくてイギリスのゼイディー・スミスという可愛い女の子が大学に通いながら書いた作品なんだけど
> > ピンチョン的な網羅性はあるぜよ。凄く面白いと思う。
> > ピンチョンもいいけどちょっと重すぎるかもしれないので俺はまずこっちを勧めるね
> amazonで売り切れ!
> なんつーかシロウ政宗みたいな感じなのかな
> なんつーか知への憧れ的なものを刺激するような
大体あってるね(;´Д`)
本当に写真では作者はそこらにいる女子大生って感じのお嬢ちゃんなんだが知識だけは莫大で膨大なんだ
例えば主人公はイギリスの最下層のおっさんとインド人の移民のおっさんなんだけどその二人の人生をまるで見てきたように書いててそこから圧巻だよ
年代で言えば第二次世界大戦後からなんだけどその二人が青年時代に何に触れてどう影響されたかとかから始まり1945年ギリギリ徴兵されたような二人が戦争で何をしたかとか
インド人のおっさんはムスリムなんだけどムスリムしか行かない食堂のキッチンで行われる何気ない会話
エホバの証人、イスラム原理主義、遺伝子工学から現代のロック、何から何まで形だけの知識じゃなくて描かれてるんだよ
それでいて物語は芯が一本通っているから全然枝分かれしていない
何もかもが結びついた時すげーびっくりするよ
参考:2012/01/22(日)01時36分38秒