宮城県の登米市立中田中学校で2008年、大泉博史教諭 (当時43歳)が校舎から飛び降り自殺したのは公務中の 災害だとして、大泉さんの妻・淳子さん(47)は5日、 地方公務員災害補償基金県支部が公務外とした決定について、 同支部審査会に不服を申し立てた。 県教組などによると、大泉教諭は06年に同校に赴任。 月に150時間を超える時間外労働を強いられ、生徒からは給食に 睡眠薬を入れられるなどのいやがらせを受けていたという。 08年2月7日、授業で暴れた生徒を指導中に校舎3階から飛び降り、 死亡した。