>  2012/05/08 (火) 21:39:51        [qwerty]
>  翌日、談春(ボク)は談志(イエモト)と書斎で二人きりになった。
> 「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」と云った。
>     
>  突然談志(イエモト)が、
> 「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、
>  自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。
>  一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。
>  本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。
>  しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。
>  芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。
>  だがそんなことで状況は何も変わらない。
>  
>  よく覚えとけ。
>  現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで
>  仕方ない。 現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。
>  そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。
>  現状を認識して把握したら処理すりやいいんだ。
>  その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」
>  志らくとつるむようになった。
> (立川談春著「赤めだか」扶桑社刊より)

でも談誌は志ん朝に思いっきり嫉妬してたよね(;´Д`)多分

参考:2012/05/08(火)21時31分54秒