> 2012/05/08 (火) 21:39:51 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> 翌日、談春(ボク)は談志(イエモト)と書斎で二人きりになった。
> 「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」と云った。
>
> 突然談志(イエモト)が、
> 「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、
> 自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。
> 一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。
> 本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。
> しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。
> 芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。
> だがそんなことで状況は何も変わらない。
>
> よく覚えとけ。
> 現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで
> 仕方ない。 現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。
> そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。
> 現状を認識して把握したら処理すりやいいんだ。
> その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う」
> 志らくとつるむようになった。
> (立川談春著「赤めだか」扶桑社刊より)
でも談誌は志ん朝に思いっきり嫉妬してたよね(;´Д`)多分
参考:2012/05/08(火)21時31分54秒