生命のはかなさ、魂のあやうさを知っている我々だからこそ、自らの魂の 永遠ならずことを知っている。 生に執着しすぎるあまりに恐怖にとらわれるな。 魂の燃え尽きるのを恐れて歩みをゆるめるな。 後悔など我々には無縁だ。 私も私の道を住く。 おまえはおまえの道を往け。 正義などという安い言葉より価値のある何かを、おまえはつかめるはずだ。 もし自分の進む道に疑問を抱く事があれば、自らの刃に目を向けて問え。 「おまえの刃は黒く輝いているか?」と……。