しゃくにさわる上官の飯に、ふけをふりかけ、汁につばを吐きこんで 食わせるのは陸軍の当番兵もちょいちょいやったようだが、 海軍には行水めしなるものがあった。 烹炊所の大きなめしたき釜に、湯を張って、行水をする。 陰部も肛門もよく洗ってから米を入れ、蒸気を通してたき上げる。 (阿川弘之『軍艦長門の生涯』)