> 2005/04/07 (木) 03:13:53 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > バルトの中のほんの一冊を取り上げるだけでも、例えば写真について全く無知な
> > バルトが書いたにも関わらず写真家にとって必読書となった『明るい部屋』を
> > 考えるだけでも、批評に知識の多寡は必ずしも関係が無いというのがすぐに分かるでしょ
> お前今まで一生懸命検索してきたのか
> バルトの代表作は『作者の死』で
> それさえも「何が作者の死だいい加減なことぶっこいてんじゃねえよポモ野郎」
> って最近では批判されてるのを知らんのか?
> 最近になって読み出した方ですか? それともポストモダン時代の亡霊か?
「バルトとは、」と語られることを徹底して拒否した人物であるバルトにとって
「作者の死」という概念はその主体化の拒否から派生したに過ぎないのに、
バルトの代表作を規定しようとすることは無意味だし、ましてや『作者の死』
(ちなみにこれは本じゃなくて論文)こそが代表作だとする主張はどうかと思うが。
大体作者をパラテクストと見なしたジュネットにしたって当然バルトを視野に入れて
展開しているに過ぎないわけだが。
参考:2005/04/07(木)03時05分49秒