>  2005/10/31 (月) 05:43:49        [qwerty]
> > ・viは, hjklによるカーソル移動も含め, 殆どの操作をホームポジションで
> >   出来る, 特異な操作性を持っている. viは熱狂的なファンにより未だに現
> >   存しているが, 原作者であるBSD UNIXを作った一人 "Bill Joy" (現在は
> >   Sun Microsystemsに所属)は作った事を後悔しているという. 彼の言葉に
> >   よると「viがこんなに普及すると分かっていたら, 私はviを作らなかった
> >   だろう」.
> > ・実は, 当初は "マルチウィンドウ" で "プログラマブル" なエディタにす
> >   る予定だったのだが, 作る途中でディスクとバックアップテープがクラッ
> >   シュしたため, 3つほどバージョンを戻した物が現在世に出ているviであ
> >   ると言われている.
> 嘘はいいよ(;´Д`)

http://shakosv.sk.tsukuba.ac.jp/jdoc/Editors/NEmacs/EmacsGuideInJ/chap0050.txt
 文献0004によれば、viの作者であるBill Joyは、「こんなにviが普及すると
分かっていたなら、絶対に作りはしなかった」と何度も言っているらしい。
 彼はviをプログラマブル(カスタマイズ可能の意味)でマルチ・ウィンドウ対
応に拡張しようとしたらしい。文献0004には、次のような話が載っている。

	彼がマルチ・ウィンドウのサポートを追加していると、
	テープ・ドライブが壊れた。バックアップは無かった。
	彼は、とにかく作業を続けたが、ついにある日ディスクがブッ壊れた。
	バックアップもなかったし、完全なリスト(プリント)もなかったので、
	彼は諦めるしかなかった。結局、彼は以前のバージョンに戻り、
	マニュアルを完成させ、それでviに決着をつけた。
	そして、次のプロジェクトに取りかかった……

 文献0004の記述に「viはcurses(端末画面操作用ライブラリ)の最初のアプリ
ケーションであった」とあるところを見ると、筆者は、viは元々はcursesのテ
スト・プログラムだったのではないかと邪推したくなる。

参考:2005/10/31(月)05時40分25秒