私が元禄やら幕末の舞台にうつつを抜かしている間に黒髪の乙女がまた一人、 人生の出発点とも終着点とも揶揄される結びの契りを交わしたと言うではないか。 驚きのあまり私はもちぐまを強く握りしめた。責任者に問いただす必要がある。 責任者はどこか。真綾さん鈴村さん、ご結婚おめでとうございます!