> 2012/07/30 (月) 23:14:01 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > 人類は衰退なんたらの面白さをかいつまんで教えて(;´Д`)
> 田中ロミオならAURAが断然お薦め
評論家の宇野常寛は、『小説TRIPPER』誌上で連載していた「教室の中のリアリズム」で本作に触れ、
ライトノベル読者の教室内序列(スクールカースト)での位置づけを示していること、
そして「複数の超越性が乱立し、消失しあう世界」を描いた作品であることを指摘した。
評論家の海老原豊は、理想自我と自我理想の近接にオタクの本質を見出す斎藤環・大澤真幸の論考や、
衝突・対立の回避が至上命題となる現代の教室空間では親密圏の構成員が
「もう一人の私(=内在的な他者)」になるという笠井潔の論考を参照しつつ、
前述のように宇野が本作に見出した「複数の超越性の乱立」は「超越的な他者の弱まり/内在的な他者の強まり」
というように解釈し直すべきであると述べている。
実際物語の中の水準でいえば、教室内の生徒たちにとって、たとえば特権性を持った存在である
クラス担任(どりせん)などが「超越的な他者」として機能しているという。
wikipedia見てきたんだけど(;´Д`)いつも思うんだが批評家的な人らによる
こういう「言い換え」とか「あてはめ話」ってなんの意味があるんかなぁ
参考:2012/07/30(月)23時09分06秒