地震予知失敗で禁錮6年 伊地裁、学者ら7人実刑 地震からの復興が進まないイタリア中部ラクイラの中心部=22日(共同) 【ラクイラ共同】多数の犠牲者が出た2009年のイタリア中部地震で、大地震の兆候がないと判断し被害拡大につながったとして、 過失致死傷罪に問われた同国防災庁付属委員会メンバーの学者ら7人の判決公判が22日、最大被災地ラクイラの地裁で開かれ、 同地裁は全員に求刑の禁錮4年を上回る禁錮6年の実刑判決を言い渡した。 地震予知の失敗で刑事責任が争われる世界的にも異例の事件。 同地震では309人が死亡、6万人以上が被災した。 イタリアの刑事裁判では判決理由は後日開示されるため、裁判所の判断の詳細は不明。 被告側は控訴する方針を明らかにした。 http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102201002391.html