>  2012/12/14 (金) 00:03:05        [qwerty]
> > 心が疲れたときは独り苺ましまろ耐久するけどそろそろそれに変わるアニメが出てきてほしい(;´Д`)
> 俺は伊藤千佳が好き過ぎる

「じゃぁ千佳ちゃんあたし達と一緒に帰ろう」
「おう、伊藤帰ろうぜ」
「・・・うん」
「ちーちゃん・・・・」
美羽を残してクラスから立ち去る千佳達
人り残された美羽は校庭に走り下級生と楽しそうに遊び始める
「おい、見ろよ松岡のやつ」
「あー2年生追い回して遊んでるーやーだ」
「あいつ絶対頭おかしいよな」
「おかしいおかしい」「絶対おかしいって!」「気持ち悪いよねー」
「なぁ伊藤、お前もそう思うだろ?」
「え・・・?・・・うん」
「でしょー!でしょでしょ!やっぱそう思ってたんだー」
「伊藤はマトモだもんなー」「ごめんねーさっき仲いいとか言っちゃって」
「うん・・・別に気にしてないから・・・」

―――――――――
家に帰りその日の夕方
いつものように屋根を伝って千佳の部屋にやってくる美羽
「おーっすちーちゃん、宿題終わった?」
「みっちゃん・・・あのね・・・」
「宿題終わったかって聴いてんのーどれどれ」
「みっちゃん!ちょっと止めてよ!」
「けちな事言わないで写さしてよう」
「いい加減にして!」
千佳の怒鳴り声に思わず硬直する美羽
「どしたん?」
「もうさ、私達来年は中学だよ?みっちゃんも少しは大人になってよ!」
「ちーちゃん唾飛ばしすぎ」
ビシャ
美羽を平手打ちにする千佳
二人の間に沈黙が流れる
「あのさ、もう屋根伝ってうちに入ってこないでくれる?屋根って汚いんだよ
みっちゃん自分の靴下見てみなよ、まっ黒でしょ、そんな靴下でよく人の部屋
入ってこれるよね」
「・・・・・・」
「みっちゃんは何か違うよ、気持ち悪いよ、今日だってクラスの皆と」
「わかった」
「え?」
「ごめんね、ちーちゃん」
「え?・・・うん」
「ちーちゃんあたしのこと嫌いか?」
「・・・・・・」
「ごめんね、ちーちゃん」
「・・・・・」
「もう来ないから・・・」
「みっちゃ」
やってきた窓を静かに閉めると美羽は悲しそうに微笑んで自分の部屋に戻っていった

参考:2012/12/13(木)23時57分39秒