2013/02/11 (月) 03:40:30        [qwerty]
片山容疑者は東京都江東区のマンションで母親と2人暮らし。
マンション住民の一人は「あいさつをすると会釈を返してくれたし、エレベーターで一緒になると『何階ですか』と尋ねてくれた。
でも近年は下を向く姿ばかり見るようになり、ひっそりと暮らしているようだった」と話す。

 近所の人によると、幼い頃は「秀才」とうわさされたという。都内の私立中高に通ったが、同級生らは「あまり印象がない」と口をそろえる。
同級生の一人は「いじめられっ子のイメージだった。物をとられたり、隠されたりといういじめがあった」と話す。
高校卒業後に都内の私立大に進んだが、4年目の05年春に中退した。

 その後、コンピューター関連専門学校に入学。
仙台市の小学生女児の殺害予告や、猫のキャラクター「のまネコ」の使用を巡り著名レコード会社の社員殺害予告をインターネット掲示板に書き込んだとして、
同年10?12月に警視庁と宮城県警に逮捕された。

 「自分の書き込みが盛り上がるのが楽しみでやった。もっと騒げばいいと思っていた」。
当時の調べに動機をそう語り、「自宅でインターネットゲームをしている時しか、生きがいを感じられない」とも供述したという。脅迫罪に問われ、06年3月、懲役1年6月の判決を受けた。

 その後、08年2月に品川区のIT関連会社に中途採用された。昨年11月、「スランプで、うつ病になった。仕事ができない」と申し出て12月1日から休職扱いに。
今月8日に上司と話し合い、12日から復帰する予定だったという。

 趣味はパソコンの製作で、入社後に経済産業省認定の「応用情報技術者」試験に合格した。
同社幹部は「(遠隔操作の技術は)私的に身につけたものだろう。同僚と仲が良く、こんな事件を起こす人とは思わなかった」と困惑した様子で話した。

http://mainichi.jp/select/news/20130211k0000m040056000c.html